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モグは特発性膀胱炎?【症状】

2008年01月03日

よみうりペット2008年1月号(第64号)に「特発性膀胱炎」についての記事が掲載されていました。
もしかしたらモグがこれにあてはまりそうなので、自分自身の備忘録として残しておきたいと思います。

猫の健康大辞典

何度もオシッコをしようとする
原因不明の「特発性膀胱炎」

膀胱の内壁に炎症が起こる「膀胱炎」。
今回は膀胱炎の中でも特に猫に多い、原因不明の「特発性膀胱炎」に注目した。

監修:麻布大学獣医学部附属動物病院 腎・泌尿器科 三品美夏

【症状】
トイレに行く回数が増えたり、血尿が出たりする

自宅の猫が何度もトイレに行って、オシッコをしようとする。トイレでしゃがむ時間が長い。オシッコに血が混じっている。そんな時、「膀胱炎」になっている可能性がある。

膀胱炎、つまり何らかの要因で膀胱の内壁に炎症が起こると、膀胱内にあまり尿がたまっていなくても尿意を催し、頻繁にトイレに通ったり、長時間トイレにしゃがみこんだりしやすくなる。犬では細菌感染によって発症することが多いが、猫(とりわけ1〜5、6歳ぐらいまでの猫)では原因不明の膀胱炎(特発性膀胱炎)が非常に多い。そのため有効な治療法もなく、再発を繰り返すことも珍しくない。

膀胱炎はどんな要因で発症しても再発しやすい病気のひとつである。再発を繰り返すと膀胱の内膜が分厚くなり、尿があまりたまらず、また内壁が過敏になって炎症を起こしやすく、尿意を催しやすくなる。そうなると治りづらく、ますます慢性化して症状が悪化する。もし愛猫が膀胱炎を疑うような症状を示したら、できるだけ早く動物病院で検診してもらい、何が問題で発症したのかを明らかにすることが大切である。

なお「特発性」以外の膀胱炎としては、犬と同様に「細菌感染性」や「尿路結石(膀胱結石や砂粒症)性」などがある。通常、猫の尿はとても「濃い」ので細菌が繁殖しづらい。しかし高齢期になり、腎臓病や糖尿病などを思うと、腎機能が低下してオシッコが「薄く」なり、細菌感染が起こりやすくなる。また膀胱結石や尿路結石は、食べ物の成分に尿中で結晶化しやすいものが多かったり、あまり水分を摂取しなかったりすればなりやすい。いずれにせよ、それらは尿検査(細菌感染)や、レントゲンやエコー検査(結石)で判明しやすい。それらの検査で異常がなければ、特発性膀胱炎の可能性が高い。

症状 | 原因とメカニズム | 治療 | 予防

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