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モグは特発性膀胱炎?【原因とメカニズム】

2008年01月03日

よみうりペット2008年1月号(第64号)に「特発性膀胱炎」についての記事が掲載されていました。
もしかしたらモグがこれにあてはまりそうなので、自分自身の備忘録として残しておきたいと思います。

猫の健康大辞典

何度もオシッコをしようとする
原因不明の「特発性膀胱炎」

膀胱の内壁に炎症が起こる「膀胱炎」。
今回は膀胱炎の中でも特に猫に多い、原因不明の「特発性膀胱炎」に注目した。

監修:麻布大学獣医学部附属動物病院 腎・泌尿器科 三品美夏

【原因とメカニズム】
「原因不明」だが、ストレスが発症の引き金になる可能性が高い

猫の特発性膀胱炎とは原因不明の膀胱炎のことである。しかし(まだはっきりと因果関係が証明されたわけではないが)、これまでの症例研究で、心身への「ストレス」が発症の引き金になって膀胱の機能、排尿のメカニズムに異常が現れやすいとも考えられる。

猫にとっての大きなストレス要因は、例えば、
・引っ越しで見知らぬ家に連れてこられた
・結婚や出産で新しい家族が急に増えた
・猫が嫌がる振る舞いをする人が来た
・新たに犬や猫を飼い始めた
・飼い主がいつもと違う生活パターンをとりだした
・近所で大きな物音や振動を伴った工事が始まった
・急に暑くなって冷房を入れ始めた
など「突然の生活環境の変化」によるものが多い。

また、「多頭飼い」によるストレスも重要な問題である。例えば、
・同居猫の数が多過ぎて、不安を感じた時やゆっくり休みたい時、逃げ隠れしたり、くつろいだりする場所がない
・相性の悪い猫がいて、落ち着いて食事をしたり、トイレを使用したりすることができない
・いつもトイレが汚れていて排せつしづらい
などである。

「食事や飲み水」の問題も、特発性膀胱炎の発症にいくらかかかわっている可能性もある。例えば、ウェットフードよりドライフードを食べてる猫、水をあまり飲まない猫のほうが発症しやすいという報告もある。

とにかく、何に大きなストレスを感じるか、ストレスに強いか弱いかは猫の個体差によるところも大きい。飼い主が猫の排尿の回数や状況をチェックする「行為」が新たなストレスの要因になって、症状が悪化しないとも限らない。要注意である。

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